国からの融資について

「国がお金を貸してくれる」と聞くと、驚く人が多いのではないでしょうか。たしかに、「明日必要」という場合などに、国の融資を受けるのは無理でしょう。しかし、ある程度の期間待てるのなら、金利が非常に安い国の生活支援制度を使うのも一つの手段といえます。では、どのような制度が用意されているのでしょうか?

まず、失業して生活が苦しくなった時のために、「生活福祉資金貸付制度」の中にある「総合支援資金貸付」を利用することが出来ます。住んでいる地域の社会福祉協議会が窓口になっています。対象は「低所得者世帯(市町村民税非課税程度)」「障害者世帯」「高齢者世帯」となっています。連帯保証人を立てると金利がゼロになります(立てなくても大丈夫です)。いろいろ条件がありますので、一度社会福祉協議会に尋ねてみるといいでしょう。

老後の生活を考える時、まずは年金(国民年金・厚生年金)が頭に浮かびます。年金生活をしていて急にお金が必要になった時には、「年金担保融資制度」を利用しましょう。ただ、この制度は将来的に廃止が決まっています。年金を受け取っている銀行の窓口でよく相談してみて下さい。「年金担保」ですから、「年金証書」は銀行に渡し、返済が完了するまでは返却されません。申し込む時には資金の使途や必要額がわかる見積書等の書類が必要です。連帯保証人が必要ですが、信用保証制度を使うことも出来ます(ただし、保証料が必要)。

この二つの貸付制度は、使途は基本的に自由です。最後に紹介する「教育一般貸付」(いわゆる国の教育ローン)は、「教育関係」に特化した制度です。高校以上(専門学校も含む)の学校で入学金や授業料など「学校納付金」のほかに、受験料等受験に必要な費用・一人暮らしのための住居費用、その他教科書代など、教育に関することならかなり幅広く使うことが出来ます。国の融資制度としては珍しくインターネットからの申込みもできます。
(参考)http://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html


国が直接タッチしている貸付はこれくらいで、銀行などと比べると種類も少ないのですが、金利が比べ物にならないほど低く設定されています。保証人も絶対というわけではありませんので、気楽に申し込まれてはいかがでしょうか。

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